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2000年に開催した「銅版画師 菅野陽遺作展」(不忍画廊、ギャラリーNOW)出品作を収録。
※定価1,100 円 25.7×18.1cm カラー・モノクロ図版収録 32頁 限定1,000部
〈表紙〉「牛」
1959年 ディープ・エッチ、リフトグランド・エッチング、サルファチント・アクアチント
〈裏表紙〉「風Ⅱ(風のえちうど)」
1963年 ディープ・エッチ、リフトグランド・エッチング
「表現のために自由自在に、銅の肌を刻み、内的イメージと一体化させた菅野さんの仕事は、他者の追随をゆるさぬものがあった。
しかし70年代に入ってから菅野さんの関心は次第に銅版画の研究へと移り、時間の経過とともに銅版画家菅野陽の仕事を知る人は少なくなった。戦後間もない銅版画の模索の時代に、新しい技法を切り開き、着実に自己のものとしながらそれを日本に定着させた菅野さんは、日本銅版画の種まく人と呼ぶにふさわしい。」
美術史家 石渡尚 (巻末より一部抜粋)
【作家略歴】
菅野陽(すがの よう1919-1995 台湾台北生れ)
1919年1月17日台湾台北生まれ(本名は陽太郎)
東京美術学校(現東京芸大)で日本画をまなび、作家デビュー時は前衛美術協会展などに油彩画を発表、戦後銅版画に転じる。1955年、日本版画協会展に出品、翌年同会会員。東京国際版画ビエンナーレ展などで国内を代表する銅版画家として活躍。銅版画のさまざまな技法(特にエッチング、アクワチント、サルファチントなどの腐食技法)を駆使した繊細且つ大胆な作風で知られる。国内で初めての銅版画の技法書の著者であり、また初期洋風版画を研究し、58年「江戸の銅版画」を刊行するなど銅版画の研究者として著名である。1995年12月15日死去。76歳。
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